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魚道ワークショップの開催
拝啓、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
2018年には、6月25日から27日の3日間にわたって実施しました。25日、26日は日本大学理工学部駿河台校舎1号館121会議室にて実施し,累計180名が出席されました。27日は国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所管轄の玉川の最下流部の干潟およびその周辺に建設される橋梁工事の見学を行い、21名が参加されました。当日参加も含めると230名近くの参加がありました。2018年度では、ウナギ研究室の塚本勝巳先生に「研究者という生き物」をテーマに話題提していただきました。また、流域生態研究所の妹尾優二様にも「自然河川のしくみを生かした河川改修の在り方」をテーマに講演していただきました。さらに、「うなぎ展」を同時開催しました。他にも様々な話題提供および意見交換を行うことができ、学会等とは異なった状況を創出することができました。熱心に参加された方々のおかげで盛会に終了することができました。改めてお礼を申し上げます。
今年度のテーマは「川の教育」です。ここには、親水としての川の利用、水生生物の暮らし、洪水からの防災の意識、釣りを楽しむ意識、安心安全な川づくりなどを工学者ではない方からの意見を含めて意見交換することを考えています。もちろん。魚道に関する技術的なこと、水生生物の生息・移動・産卵環境を考慮した河川整備技術のことも話題提供していただければ幸いです。技術・研究・文化・生活など幅広く話題提供をしていただき、活発な意見交換をさせていただきたいと考えています。また、最終日には、多摩川中流部の昭和用水堰から日野用水堰にかけての河川、魚道の状況を見学し、現時点の課題とその対策について意見交換をしていきたいと考えています。
参加費用は無料です。参加状況によっては参加日ごとに人数調整を行わせていただきますが、入退室の時間の拘束はありません。また、話題提供は任意です。参加される全ての方が話題提供するわけではありません。また、話題提供者はどのような立場でも歓迎します。話題提供していただける方は6月1日までに題目、400字から800字程度の話題提供の概要、話題提供者名、希望発表日(午前、午後も含む)を明記したものを送信してください。こちらから改めて話題提供の発表スケジュール等のご案内をお知らせいたします。なお、発表件数が多い場合には、日程変更のご相談または選考させていただきます。
魚道や河川に関心がある方であればどなたでも参加できます。多数の参加をお待ちしております。
- 開催日
- 1回目:6月24日(月)/2回目:6月25日(火)/3回目:6月26日(水)
- 開催場所
- 1日目・2日目:日本大学理工学部駿河台校舎1号館121会議室(150名定員)
3日目:の状況を見学(多摩川中流部の昭和用水堰から日野用水堰までの見学) - 開催時間
- 1日目:午前9時半から午後4時
意見交換・懇談会:午後5時から午後7時参加費1000円です。
2日目:午前9時半から午後4時
3日目:午前9時から午後4時 - コーディネーター
- 流域生態研究所 所長 妹尾優二
日本大学理工学部土木工学科 教授 安田陽一
募集は終了しました