環境水理ラボ

Active Salon

“アクティブ サロン”とは

日本大学理工学部土木工学科在学生を対象に実施しています。
頭を通して考えるために、気づかせることが重要と考え、自ら考えて気づくために集まる場を設けました。特に、学生生活では暗記、パターン化、慣れによる学習?が多く、一見WinWinの関係であると勘違いを起こし、気づく機会を失っているようです。そこで、見ることから、聞くことから、体験することから気づかせるプロジェクトを企画しました。

見ること

現地見学による気づかせ教育(見ることから)

1年生 [土木には興味あるが専門はよく知らないあなたに]

土木工学の魅力および専門基礎の必要性を理解するため、各分野の現地見学会を実施し、見学後にレポートを提出してもらい、提出したレポートに基づきディスカッションの場を設ける。
1回の現地見学:卒業生+専門教員+参加学生(20名以内)
現地見学終了後1週間以内でレポートを提出 (土木工学の専門のどのようなことに興味を持ったのかをレポートの記述に含ませる)
レポート提出後1週間以内でグループディスカッションを実施 (レポートの記述内容から課題を定めて、4名1組のグループを編成する)

2年生 [土木の専門を学び始めて何のために勉強しているのか分からないあなたに]

土木工学の専門基礎との関連性を理解するため、各分野の現地見学会を実施し、見学後にレポートを提出してもらい、提出したレポートに基づきディスカッションの場を設ける。
1回の現地見学:卒業生+専門教員+参加学生(20名以内)
現地見学終了後1週間以内でレポートを提出 (大学で学んだ専門基礎と現場との関連性をレポートの記述に含ませる)
レポート提出後1週間以内でグループディスカッションを実施 (レポートの記述内容から課題を定めて、4名1組のグループを編成する)
国家行政・地方行政・コンサルタント・ゼネコン・製造業・運輸業・エネルギー業の7分野で実施

聞くこと

特別講座による気づかせ教育(聞くことから)
1年生、2年生を対象にした土木工学の各分野の紹介したものを特別講座(土曜)として設ける。

1年生

(例えば前期に実施)専門性がない状態でも理解できるようなプレゼンを行い、議論できる課題を通してコミュニケーション力を身に付ける講座を設ける(各分野の卒業生から協力してもらう)。土木分野の紹介を通して土木事業に興味を持つ動機づけになるために、事業説明を行い、参加学生を4名1グループに分けて、説明された事業の特徴から今後の大学で学ぶべき専門を話し合い、グループごとに話し合って取りまとめたことについて発表してもらい、今後の大学で学ぶべき専門の必要性を認識できる動機づけ教育を行う。
国家行政・地方行政・コンサルタント・ゼネコン・製造業・運輸業・エネルギー業の7分野で実施

2年生

(例えば、後期に実施)専門をある程度勉強した学生が実務から見た学問の重要性を気づくための課題を通してコミュニケーション力を身に付ける講座を設ける(各分野の卒業生から協力してもらう)。 各分野の土木事業の技術・マネジメントについて説明を行い、参加学生を4名1グループに分けて、説明された技術・マネジメントのポイントから、大学で学んでいる専門との関連について話し合い、グループごとに話し合って出てきたことについて発表・意見交換を行い、社会で求めている大学で学ぶべき専門について気づく教育を行う。
国家行政・地方行政・コンサルタント・ゼネコン・製造業・運輸業・エネルギー業の7分野で実施

体験すること

インターンシップ体験を通じた論理構成を含めた表現力育成教育(体験することから)

3年次以上の(学部・大学院)学生を対象に、指定したインターンシップ参加学生を対象にインターンシップで体験したことをレポートにとりまとめ、記述されたレポートの表現力・構成能力について助言する機会を設ける。
学内外の学生が混合する団体として参加するインターンシップを通じた事業体験から社会性・表現力・文章構成能力を高めるため、インターンシップ終了後に指定したインターンシップの体験レポートとして課題を出題する。
課題の中に、「インターンシップの狙い」、「学内外の学生の交流から学んだこと」、「社会人との交流から学んだ社会性・協調性・報告連絡相談の重要性」、「学内で学んだ専門との関わり」、「これから学生修学期間に補強すべきこと」を含めて取りまとめてもらう。
提出されたレポートを添削し、添削されたレポートを通して集団討論を行い、論理構成を含めた表現力を育成する。
上記の目的に対応できるインターンシップを協議して指定し、上記の趣旨を理解していただけるインターンシップ担当者と教員との間で事前協議を行う。